A 襖がもっている調湿性のため、湿気をたくさん吸収すると次第にたるんできますが、これは襖が正常に機能している証拠でもあります。しかし、長い間そのままの状態で放置すると、襖自体の傷みの原因にもなります。お部屋を換気すれば、襖は湿気を放出して自然に元のピンと張った状態に戻ります。襖が湿気を吸収することで、お部屋を結露やカビの発生を防いでくさます。梅雨時に襖紙がたるむのはこのためです。天気が良いときには換気をして、襖が正常に機能出来るようにしておきましょう。
A Q1での回答の通り、襖が湿気を過度に吸収し、襖紙がたるんでいるのが原因だと思われます。そのままだと襖紙がこすれ合い傷みますので、出来れば片方をはずして陰干しすることをお勧めします。きちんと乾燥させれば、こすれ合う事はなくなると思います。
A 襖紙の変色や次第に汚れてくる原因は、襖が呼吸しているからです。Q1の通り、襖の調湿機能が働くので、空気中の汚れもフィルターのように吸着させます。長く使っている襖の変色は、襖が正常に機能して空気を浄化している証拠です。襖紙は障子紙と同様に消耗品です。変色が目立つようになるのが、張り替えのタイミングかも知れません。お部屋の雰囲気も一新され、また襖の調湿や浄化機能も高まります。
A お部屋の使い方によりますので一概には言えませんが、5年が一つの目安となります。タバコをお部屋で吸われる場合は、当然短くなりますが、逆に客間などのように普段人の出入りが少ない部屋、直射日光が入らない部屋、空間が広い部屋などではもっと長くなります。Q3が目安になるかと思います。
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